家と暮らしと。

一級建築士の住まい

土間ダイニング

設計当初から、大きめなダイニングテーブルを置ける様にダイニングを、考えていました。

 

 

うちはまだまだ子供は小さいですが、近い将来には、家族全員が座れて、宿題などの作業が出来る様にと大きめなダイニングテーブルとしようきめました。

 

 

イメージは大学の研究室の大テーブル。あまり伝わらないと思うので、強いて言うならカフェなどにある大テーブルに色々な人が座って作業してる。どこか家ではない雰囲気にしたい。そんな事を考えてました。

 

そこでうちのダイニングは土間ダイニングとしました。

 

 

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ダイニングテーブルはDIY。室内にウッドデッキを作り、ベンチとしてます。

 

玄関から土間は続きます。

通り土間が家の中にある感じになってます。

 

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専門的に書きますと土間コンクリートに艶(3分艶程度)をあまり出さず、ステイン塗装で塗装をしております。なるべくコンクリート本来の質感を残す様に設計してます。

 

 

 

メリットをあげるとしたら、以下の様になります。


・汚れにも強い

・コストメリットもあり、屋外の雰囲気が出せるというところです。

・バルコニーのガーデニングへの水まきホースも通るので濡れても気にならない。(ホースはこちらです。水やり・子どものプールなどかなり重宝してます。) 

 

 

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しかし、デメリットも住んでみて色々感じました。

 

  

 

まずは設計前より懸念してしてましたが、寒さの問題です。

 

難しい話をするとコンクリートはフローリングに比べてに蓄熱する為、夏は暑く、冬は冷たくなります。

 

体感としては、夏の暑さはそれ程感じないですが、冬の寒さ、冷たさは結構感じました。設計の際に、留意する事が必要です。

 

 

 

 

次に物を落とすと、フローリングに比べて堅いので、すぐに割れます。。。

 

お皿、グラスはかなりの高確率で割れます。

 

子供が小さいうちは、オススメ出来ない点です。

ラグなどを引いて少し柔らかくして、あとは生活の中で気をつけるしかありません。

 

 

あとはひび割れ(クラック)が入ってしまいます。

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うちの場合は、マンションの防音マットと希望の高さにまで嵩上げする為、砂をひいているので、その影響もあって結構しっかりひび割れしてます。

 

 

こればかりはどうしようもないところもあるのですが、やはり気になります。分かっていたけど、柄と割り切りたいけど、気になります。

 

 

 

色々思う事はあるけど、やっぱりやってみてよかったです。

質感や雰囲気も特有の物になりますし、オススメできると思います。